いつも考えてる

母のこと

妹のこと

わだかまってる友人達のこと

去っていった人のこと

私の身体はここにいて

想う人から遠くても

私の想いは私にはなく

常に彼らのもとにある

自身の存在不安を打ち消すために

母への暴言を書きなぐっているときも

憎しみに己を汚すときも

記憶の暴力に打たれているときも

恐ろしい煩悩の袋小路で

彼らに心を開いてる

私を私に与えてくれる人達に

隠しごとなく両手を拡げて...

ちじこまり身をもんで

苦悩する自分の内に

一点のあかりを見ている

彼らがいるということの幸福に

気づいている自分がいる

何もしてくれなくていい

私のためにあなたは変わらなくていい

あなたが私をどう思おうと構わない

いるだけでいい

それを愛と呼んではいけないだろうか

愛されることを求めても

求めても

救われはしない

愛することで人は幸福になれる

私には愛させてくれる人がいる

泥まみれの顔をあげて

足許のおおきな掌をおもう

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