掟などないはずの心を
縛って縛って縛り上げ
幻想のうちに建てられた
それぞれのすみかに
一輪の花を添えて
まるで子供のように
私はすすり泣く
待ちくたびれて
それでもあえぐようにまだ待つ人の
遠い視線に
癒されぬ自分の分身を見る
どうしてこんなにさみしいのだろう
人でいることは
どうしてこうまで追い込むのだろう
求めることは
ただ笑っていたいだけなのに
純粋でいたいだけなのに